2021-01-01から1年間の記事一覧

2021年12月 文献/技術記事解説

真っ白な部屋の壁を観察するだけで、人の数や行動(歩く、飛ぶ、手を振る、しゃがむ、静止)を分類する。事前のキャリブレション不要。壁の観測映像は信号レベルが極めて低くノイズにまみれているので映像を二次元表現に投影しシーンの本質的な動きをまとめた…

2021年11月 文献/技術記事解説

Dual Pixel+DL-Based Depth推定の初出。Dual Pixelから推定されるDepthに固有の曖昧さがあることを特定し、既存の単眼Depth推定ベースの手法をDual Pixelに効果的に適用することを提案、従来手法より30%の精度向上。また実写かつ5視点からなる大規模なデータ…

2021年10月 文献/技術記事解説

End2Endで微分可能なDepthセンサ用のシミュレーションパイプラインDDS。Structured Lightとブロックマッチングのメカニズムを再現し、新しいデバイスのシミュレーションや最適化が容易に。Depthベースの物体分類・姿勢推定・セグメンテーション等の認識タス…

2021年9月 文献/技術記事解説

画像から表面法線を推定する。計測Depthから得られる法線真値はノイズや変換方法の影響を受けやすく偶発的な不確実性を有する。そこで画素毎に表面法線の確率分布を推定し角度誤差を推定することでその不確実性を定量化。大きな平面への学習の偏りが解消され…

2021年8月 文献/技術記事解説

パノラマ撮影画像には1枚のショット中に反射シーンの部分的なビューが含まれているので反射除去の曖昧さ解消に有用。ただそのまま利用すると位置ずれの問題があるのでCoarse-to-Fineに位置合わせをしてNNで透過シーンを復元。通常画像の反射除去と比べて大…

2021年7月 技術メモ

GPU使用時の時間計測はtorch.cuda.synchronize()を呼んで同期させる。基本的な事だけどこれトップカンファ採択論文でもコードみるとやってないことが多々あるので注意したほうが良い。そういう例に当たってから論文中の実行時間も基本懐疑的に見てる。https:…

2021年7月 文献/技術記事解説

イメージセンサのノイズは画像の偽装防止に役に立つという面白い知見。センサ→ISP処理によるノイズモデルの痕跡を解析することでノイズ異常を発見できる。Image Sensors World: A Positive Effect of Image Sensor Noise https://t.co/w1sih6KLWL— Teppei Ku…

2021年6月 技術メモ

[Pytorch]行列(テンソル)の積を楽にするeinsumの活用 https://t.co/aQwlsv5HLk #Qiita— Teppei Kurita (@kuritateppei) 2021年6月30日 Unfold関数について https://t.co/dKLYW7vbem #Qiita— Teppei Kurita (@kuritateppei) 2021年6月29日 MERL BRDFデータベ…

2021年6月 文献/技術記事解説

シーン認識に重要な役割持つ本質的な情報(最小セット)「シーンエッセンス」およびそれを学習するためのNNの提案。GNNをシーンオブジェクトを本質的なものとマイナーなものに分割するように学習し、マイナーなものをInpaitingによって消去することでシーン…

2021年5月 技術メモ

nvidia-smiでのCUDAのバージョンが、dockerコンテナのバージョンじゃなくホスト側のバージョンが表示されてしまうのはバグではなく仕様なのか。https://t.co/43dsu26JNq— Teppei Kurita (@kuritateppei) 2021年5月24日 "コンテナ内のユーザがホストの一般ユ…

2021年5月 文献/技術記事解説

人間のインタラクションの映像のみから物理的制約のない弱教師視線推定を行う初めての試み。その方法が個人的には面白く、人同士が互いに「見つめあう」動作をする際には視線に関連する強い幾何学的制約が存在するという洞察を利用している。ドメイン間の一…

2021年4月 技術メモ

https接続でpushしたときのRPC failedエラーの対処法 https://t.co/TghtloLOLq— Teppei Kurita (@kuritateppei) 2021年4月21日 Docker Ubuntu18.04でtzdataをinstallするときにtimezoneの選択をしないでinstallする https://t.co/PhHM6hb4J1— Teppei Kurita …

2021年4月 文献/技術記事解説

疎なDepthを補完する場合、オクルージョン境界においてDepthが不鮮明になる。そこでオクルージョン境界付近において前景と背景を明示的にモデル化し外挿でDepthを求めることを提案。またGTに外れ値が存在するとき、RMSEよりもMAEが優れた指標であることを指…

2021年3月 技術メモ

これの著者さんのgithubがdenoiserでトップカンファやらジャーナルやらに採択されているもの含め良い感じでまとまっていたので、ピックアップして使えそうです。https://t.co/QHlmoyDZRf https://t.co/TXj1oVuay9— Teppei Kurita (@kuritateppei) 2021年3月1…

2021年3月 文献/技術記事解説

360°パノラマ画像から部屋のレイアウトを推定する。ラベルなしデータと少量のラベル付きデータを必要とする半教師あり学習。HorizonNetとMean Teacherの長所を組み合わせ両者を拡張することで、わずか12%のラベルで完全な教師あり学習に匹敵する性能を得るこ…

2021年2月 技術メモ

opencvとskimage.metricsのPSNR、Defaultの正規化パラメータRがopencvは8bit(255)なのに対して、skimageは入力arrayの精度に応じるので注意が必要。— Teppei Kurita (@kuritateppei) 2021年2月15日 非等方性BRDF。 pic.twitter.com/MZfLF1veN7— Teppei Kurit…

2021年2月 文献/技術記事解説

高解像度画像に適したDeepなセマセグ。パッチが重要か否かを適応的に判定し計算コストを削減しつつ性能を向上させるPPNを提案。PPNは汎用性があり様々なパッチベースのネットワークに統合できる。高解像度データセットに対して提案するGRNetは計算/メモリ効…

2021年1月 技術メモ

コードもあって勉強になった。正規分布間のKLダイバージェンス https://t.co/6hoFO2E0jH #Qiita— Teppei Kurita (@kuritateppei) 2021年1月25日 これ便利。githubやnoteでもTeXの数式を書くぜ - 学習する天然ニューラルネット https://t.co/iiuyzgwlV9— Tepp…

2021年1月 文献/技術記事解説

虹彩認証のための新規NNアーキの提案。虹彩の特徴は異なる局所領域で空間的に異なる重要度を持つため、空間的なAttentionと相性が良いことに注目したのがキモ。虹彩認識に有効な異なるレベルの特徴をアンサンブルするためのAttentionモジュールを提案してい…

2021年 知識の共有

Noise2Noiseを16bitの入出力画像に対応。https://t.co/sNF0yhonYd— Teppei Kurita (@kuritateppei) 2021年5月18日 わかる範囲で更新。SVBRDF推定等も今後追加する予定。https://t.co/QkHocpVBD3— Teppei Kurita (@kuritateppei) 2021年5月15日 CVPR採択等を…

2021年 Misc

Computational Imagingの教科書がMIT Pressからフリーで公開されました。私も少し執筆に協力させていただきました。光学やイメージセンサの基礎から偏光や光輸送まで網羅されていますのでご活用ください。内容の修正提案も下記からできます。https://t.co/qc…

Computer Vision / Computer Graphics / Computational Photography / Machine Learning / CMOS Image Sensor